日産のコンパクトカーノート(NOTE)から電力を発電用エンジンから得る新しいタイプのハイブリッド車”eパワー”が新発売されましたね。
私も先日このタンク(TANK)/ルーミー(ROOMY)ノート イーパワー(NOTE e-POWER)を試乗してきたのですが、発進時の加速力や滑らかにスムーズに進んでいく感じなどハイブリッド車というよりも電気自動車のような乗り心地に…。
売れ行きはかなり良いようですが、それも納得できる乗り心地でした。
このように今回新発売されたノート イーパワー(NOTE e-POWER)のエンジンは発電のみで使用しており駆動用としては使用していないのですが、発電中のエンジンの回転数はどのくらいなのか気になったので、試乗中にディーラーさんに確認してきました。
ノートeパワーのエンジン 発電中のエンジンの回転数はどのくらい?
今回新発売されたノート eパワー(NOTE e-POWER)ではこのハイブリッド車専用の1.2リットルエンジン”HR12DDR”を搭載しているようですが、発電中のエンジンの回転数はおおよそ2000回転~2500回転となっているようです。
もっとエンジンの回転は抑え目だと思っていたのですが、発電中は意外とエンジンも作動しているのですね。どうやらエンジンの回転数を2000~2500回転くらいが一番燃費効率が良くなっている事から、この設定になっているうです。
ちなみに、このエンジンの最高出力79馬力のようですがここまでエンジンが駆動する事は、ほとんどないようですよ。
発電中はエンジンの大きさは気になる?
今回新発売されたノート イーパワー(NOTE e-POWER)では専用デザインのメーターを採用しております。
そして、エンジンの作動状況はeパワー専用デザインのメーターの右側にある駆動と回生を表示してくれる”エネルギーメーター”を確認すると、一目でわかります。
このようにエンジンマークからバッテリーマークに白いラインが流れていると、エンジンが駆動している事を表します。
このようにメーターを確認するとスグにエンジンの駆動状況がわかりますが、駆動中のエンジン音は小さいため、また、ノート eパワー(NOTE e-POWER)では遮音材・防音材を増やしたため、運転中エンジン音は全く気になりません。
ロードノイズや風切音に紛れてしまうレベルです。
私はノート eパワー(NOTE e-POWER)の競合車でもあるホンダのフィット3ハイブリッドやトヨタのアクア(AQUA)なども試乗したことがあるのですが、個人的にはこれらの競合車・ライバル車よりも静かに感じました。
唯一騒音が気になったのは、エンジンを立ち上げた時。
このように走行中はエンジン音が全く気にならなかったのですが、私が唯一気になったのはプッシュ式のエンジンスターターを押して電源を立ち上げた時。
クルマに搭載されているバッテリーに十分充電がされている時は、電源を立ち上げ時にエンジンが作動する事はありません。しかし、バッテリーの充電が十分でないと、電源の立ち上げと同時にエンジンが作動します。
この時は車内にガソリン車のように”ブルルルルルン”をエンジン音が鳴り響きます。
不満を感じるレベルではないのですが、他のシーンが静かなだけにこの電源を立ち上げた時のノート eパワー(NOTE e-POWER)のエンジン音だけは少々気になってしまいました。
今回新発売されたノート イーパワー(NOTE e-POWER)をエンジンの回転数を確認したところ、このようになっていました。また、エンジンが駆動中も車内にエンジン音が鳴り響かないのも好印象でした。
この静寂性の良さは、他のハイブリッド車と比較しても群を抜いています。
もし電気自動車のような静かなクルマに運転したいと思っている方は、このクルマはとても魅力的な一台になっているのかなと思いました。