スズキの世界戦略車新型バレーノ(BALENO)が新発売されましたね。
今回新発売された新型バレーノ(BALENO)は、インドで生産され日本に船で輸送される逆輸入車。先日実際にこの新型モデルのXTグレードを試乗させて貰ったのですが、インドからの逆輸入車と言う事は抜きにしてもとても良いように感じました。
そんな新型バレーノ(BALENO)ですが、今回横幅が広く3ナンバーのクルマになっています。
そこで気になったのは小回り性能や最小回転半径。
この新型モデルの最小回転半径はどのくらいなのか？
また、このクルマの最小回転半径は、競合車･ライバル車のホンダのフィット3やマツダのデミオなどと比べると劣るのか？などなど
新型バレーノ(BALENO)と競合車の最小回転半径を紹介します。
また、実際にこのクルマを試乗した時に感じた小回り性能についても紹介します。
新型バレーノの最小回転半径は良い!?競合車と比較
今回新発売された新型バレーノ(BALENO)の最小観点半径を調べてみたところ、このようになっていました。
■新型バレーノの最小回転半径
4.9m
ちなみに、新型バレーノ(BALENO)では全グレードを通じてこの数値になっています。
ワゴンRやアルトなど軽自動車と比較すると劣りますが、この新型バレーノ(BALENO)の数値は、コンパクトカーサイズと中では十分満足できるレベル。
実際にこのクルマの競合車･ライバル車の最小回転半径は、このようになっていますし･･･。
■新型バレーノと競合車の最小回転半径比較(FF車)
スズキ バレーノ(XTグレード)
最小回転半径：4.9m
ニッサン ノート(X DIG-S)
最小回転半径：4.7m
ホンダ フィット3(13G Fパッケージ)
最小回転半径：4.9mm
マツダ デミオ(FF車)
最小回転半径：4.9m
このように見比べると、今回新発売された新型バレーノ(BALENO)は競合車･ライバル車と比べても劣っていないですよね。このクルマの最小回転半径の数値は大満足でした。
バレーノの小回り性能 試乗して気になった事とは？
このように競合車･ライバル車と変わらない最小回転半径を誇っている新型バレーノ(BALENO)ですが、実際に試乗をしてみると、気になった事が･･･。
それは競合車･ライバル車よりも小回り性のが良いように感じなかったこと。
このように新型バレーノ(BALENO)の小回り性能が他のクルマよりも劣っていると感じた原因の一つは、このクルマのボディサイズが影響しているのかもしれません。
今回新発売された新型バレーノ(BALENO)は横幅が他のコンパクトカーよりも10cm～15cmほど広く3ナンバーのクルマになっています。そのため実際にこのクルマに乗り込んで見ると、隣の人との距離がしっかりとあり、隣の人を気にせずにゆったりと座れる印象を持ちました。
この広々とした車内空間はともて良いように感じたのですが、細い路地を運転する場合はこの大きい横幅がデメリットに･･･。5ナンバーサイズのコンパクトカーと比べてボディサイズが大きいため、車体感覚を掴むのにちょっと慣れる必要があるのかなと思いました。
私も新型バレーノ(BALENO)を20分ていど運転させて貰ったのですが、やはり横幅は他のクルマとは異なるなと感じました。他のコンパクトカーよりは体感的に運転がしにくく感じました。
もちろん運転しているとスグに慣れるレベルですが、この運転のしにくさはこのクルマの欠点･デメリットなのかなと思いました。
今回新発売された新型バレーノ(BALENO)の最小回転半径は、このようになっていました。
数値上では他の競合車やライバル車に劣らない新型バレーノ(BALENO)ですが、実際に運転してみると横幅が広いためコンパクトカーと運転している感覚は異なりました。
もしこれから新型バレーノ(BALENO)を試乗するなら、小回り性能もしっかりと確認してみてくださいね。
