1.0リットルターボエンジンを搭載した新型バレーノ(BALENO)のXTグレードが新発売されましたね。
先日この1.0リットルターボエンジン”ブースタージェットエンジン”を搭載した新型バレーノ(BALENO)のXTグレードを試乗したのですが、この加速力やパワーにはビックリ!ディーラーさんが言っていた通り、1.6リットル並みの加速力やパワーを体験する事ができました。
このように乗り心地やパワーはとても良くて大満足だった新型バレーノ(BALENO)のXTグレードですが、試乗後にディーラーさんと商談をしていてショックだったことが・・・。
それは新型バレーノ(BALENO)の維持費や乗り出し価格。
この乗り心地は良い新型バレーノ(BALENO)ですが、意外とコストパフォーマンスはそれ程良くないのかも!?と、思いました。
私が新型バレーノ(BALENO)について不満に思ったことを、紹介したいと思います。
新型バレーノの不満1:ガソリンがハイオク
新型バレーノ(BALENO)を商談しているときに教えて貰ったのですが、1.0リットルターボエンジンを搭載したXTグレードで使用するガソリンは、レギュラーではなくハイオク。
試乗していた時は知らなかったのですが、この事実を知ってショック・・・。
あのよどみのない加速力やパワーの事を考えると、ハイオクなのは仕方ないのかも知れませんが、やはりガソリン代のことを考えると残念ですよね。
1リットル当たりのガソリン代だけでも10円程度変わりますからね。
もし1年間で12000km運転したら、なんと12万円もガソリン代が違う事に・・・。
この差は大きいですよね。
しかも、ターボエンジンを搭載した新型バレーノ(BALENO)の燃費は、他のコンパクトカーと比べてもそれ程良くありません。
JC08燃費モードでは20.0km/Lですが、ディーラーさんに確認したところによると実燃費では、12.0km/Lになるとのこと・・・。
もし新型バレーノ(BALENO)のXTグレードを購入するなら、ガソリン代はある程度覚悟しないといけないのかなと思いました。
個人的にはこの走りをレギュラーガソリンで実現してもらいたかったです。
新型バレーノ(BALENO)の乗り心地・加速力はとても良かっただけに、少々残念でした。
新型バレーノの不満2:エコカー減税
また今回新発売された新型バレーノ(BALENO)の欠点・不満は、エコカー減税。
この新型バレーノ(BALENO)のXTグレードは、残念ながらエコカー減税対象外。
そのため、自動車取得税も自動車重量税も100%課税されます。
先日、このクルマの見積もりを貰ったときに自動車取得税、自動車重量税を確認したのですが、次のようになっていました。
■新型バレーノ XTグレードのエコカー減税
自動車取得税:43,700円
自動車重量税:24,600円
合計金額 :78,300円
ちなみに同じスズキから発売されているコンパクトカー”スイフト”の
エコカー減税は、このようになっていました。
■スイフトRSのエコカー減税
自動車取得税(80%免税): 8,400円
自動車重量税(75%免税): 3,700円
合計金額 :12,100円
この金額差は大きいですよね。
新型バレーノ(BALENO)のXTグレードではエコカー減税対象外なのでご注意を・・・。
今回新発売された新型バレーノ(BALENO)のXTグレードは、このような不満がありました。
この新型モデルは比較的価格が安いクルマになっていますが、エコカー減税対象外なので、見積もり金額や乗り出し価格は高くなります。
また、このXTグレードで使用するガソリンはレギュラーではなくハイオク。
そのためガソリン代や維持費が掛かる事もデメリットに感じました。
新型バレーノ(BALENO)のXTグレードは思っている以上に購入金額や維持費が掛かる可能性があるので、注意が必要かもしれませんね。