スズキから1.2リットルサイズの小型クロスオーバー新型イグニス(IGNIS)ですが、発売日前から注目を集めているみたいですね。
私はまだこの新型イグニス(IGNIS)を試乗した事は無いのですが、もうすでに試乗したディーラーさんの話によると、軽量ボディのおかげもあり軽快感があるそうです。
そんな新型イグニス(IGNIS)ですが、実際にカタログを見ていて気になったのは、ガソリンタンクの容量。
この新しく発売される新型イグニス(IGNIS)のガソリンタンク容量は、同じカテゴリーの1.2リットルサイズのクルマに比べると若干少ない気がしました。
そんな新型モデルのガソリンタンク容量を調べてみました。
新型イグニスのガソリンタンク容量
今回新発売された新型イグニス(IGNIS)のカタログでガソリンタンクの容量を確認したところ、全グレードを通じて2WDは32リットル、そして、4WDは30リットルとなっていました。
今回発売される新型イグニス(IGNIS)はマイルドハイブリッドシステムを装備しており、人気グレードでもある中間グレードのハイブリッドMXと上位グレードのハイブリッドMZグレードハイブリッドMZグレードの燃費は、28.0km/L。
なので、航続可能距離はJC08燃費モードで計算して約900kmとそれほど悪い数値ではありません。
しかし、燃費性能・軽量化を優先したためかこの新型イグニス(IGNIS)のガソリンタンク容量だけを同じカテゴリーのクルマと比べてしまうと、ちょっと容量が少ないかも!?と感じてしまいます。
新型イグニスの競合車のガソリンタンク容量
そこで新型イグニス(IGNIS)のガソリンタンク容量を調べてみました。
■新型イグニスの競合車のガソリンタンク容量
・トヨタ ヴィッツ
ガソリンタンク容量:42リットル
・トヨタ パッソ
ガソリンタンク容量:40リットル
・ニッサン マーチ
ガソリンタンク容量:41リットル
新型イグニス(IGNIS)と同じクラスのクルマのガソリンタンク容量はこぞって40リットル台。
このことを考えると、今回発売される新型モデルのガソリンタンク容量は少なく感じてしまいますよね。
ちなみに、新型イグニス(IGNIS)の同じジャンルのハスラー(Huslter)軽SUVのクルマのガソリンタンク容量はこのようになっています。
■軽SUVのガソリンタンク容量
・スズキ ハスラー
ガソリンタンク容量:32リットル
・キャスト アクティバ
ガソリンタンク容量:30リットル
今回新しく発売される新型イグニス(IGNIS)と軽SUVのハスラー(Hustler)やダイハツのキャストアクティバと比較すると、ほぼ同じ数値。
つまり・・・
この新型モデルは軽自動車並みのガソリンタンク容量しか備えていないことに・・・。
ガソリンタンク容量が小さいと軽量化され燃費が良くなるというメリットもありますが、給油に行く手間が増えると言うデメリットも・・・
個人的にはもう少しガソリンタンク容量を増やしてもらっても良かったのかなと思いました。
大きな欠点ではありませんが、競合車と比べると新型イグニス(IGNIS)のガソリンタンク容量は少し小さすぎるのかなと思いました。