スズキからコンパクトカーのスズキ バレーノ(BALENO)が新発売されましたね。
今回新発売されたスズキ バレーノ(BALENO)の乗り心地や加速力が気になったために、いつもお世話になっているディーラーさんに試乗をさせてもらったのですが、期待以上の出来。
実際にこのクルマを運転してみて、アイドリングストップ(アイスト)が装備されていない事など若干気になる部分はありましたが、期待していた以上の出来になっていました。
乗り心地や走破性は予想以上に良かったこのスズキ バレーノ(BALENO)ですが、乗り心地や走破性以上に気になったのは、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手。
このクルマをファミリーカーとして使うのなら、もう少し荷室・ラゲッジルームの使い勝手にも気を使って欲しかったような・・・。実際に私がバレーノ(BALENO)の荷室・ラゲッジスペースを見て気になった事を紹介したいと思います。
スズキ バレーノの荷室の欠点とは?
今回発売されたバレーノ(BALENO)を後ろから見るとこのような感じ。
そしてスズキ バレーノ(BALENO)のラゲッジゲートを開けた時の様子はこのようになっています。
そして荷室の奥行きはこのようになっています。
十分な広さですよね。
どうやらスイフトよりも100リットル以上も積載量は増えているみたいです。
このスイフトよりも圧倒的に広くなった荷室・ラゲッジルームは好印象を持ちました。
荷室開口部の位置が高め!?
ただ、今回新発売されたスズキ バレーノ(BALENO)の荷室・ラゲッジスペースを見て少し気になったのは、開口部が狭く、また、地上から少し高めになっている事。
ちなみに、こちらはフィット3(FIT3)の荷室・ラゲッジスペースの開口部。
広さ・高さともに全く違いますよね。
なので、バレーノの方が重たい荷物を積む時など競合車・ライバル車よりも少し大変なのかなと思いました。
ラゲッジのフロアと開口部がフラットではない
また、それ以上に気になったのは、スズキ バレーノ(BALENO)の荷室・ラゲッジルームのデザイン。
今回新発売されたスズキ バレーノ(BALENO)の荷室・ラゲッジスペースでは、高さを調節できるラゲッジボードを採用しています。
今回新発売されたこのクルマのラゲッジボードは折りたたみ式になっており、今までのスズキのクルマに採用されていたボードよりは使い勝手はアップ。
このように折りたたんで手軽に収納できるのは、とても好印象でした。
ただ、それ以上に気になったのは、スズキ バレーノ(BALENO)のラゲッジボードを上段にセットしたとしても荷室開口部と荷室のフロアがフラットになら無い事・・・。
スズキ バレーノ(BALENO)のラゲッジボードを上段にセットしたとしても、荷室開口部とこんなに段差ができてしまいます。
これほどの段差があるクルマは少し珍しいですよね。
荷室・ラゲッジスペースのフロア位置を下げると荷室・ラゲッジスペースの積載量が増えると言うメリットがある一方、荷物の積み下ろしは不便になります。
個人的にはもう一段高い位置にもラゲッジボードを調整できるようにして、荷室開口部とフロアをフラットになるような工夫をしても良かったのかなと思いました。
今回新発売されたスズキ バレーノ(BALENO)の荷室・ラゲッジルームはこのようなデザインになっていました。
スイフトよりも積載量が増えたことに関しては大満足でした。ただ、荷室開口部も予想以上に高めで、開口部自体も少し狭いデザインに・・・。また、開口部とフロアにもかなり大き目の段差が・・・。
個人的にはせっかくスズキ バレーノ(BALENO)には使い勝手が良いラゲッジボードが用意されているので、開口部とフロアの段差をなくすような高さにも調節できるようなデザインにしても良かったのかなと思いました。
この点が少し残念でした。