トヨタから発売された新型プリウス(Prius)ですが、売れ行きが好調ですね。
私も先日この新型プリウス(Prius)を見に行ってきたのですが、装備・乗り心地も先代モデルよりも良くなり、気に入りました。
機能・装備は先代モデルに比べて大幅に良くなった新型プリウス(Prius)ですが、トランク・ラゲッジスペースに関しては、先代モデルよりも使い勝手が悪くなったように感じました。
私がこの新型モデルのトランク・ラゲッジスペースについて気になった2つの事を紹介します。
欠点1:サイドの張り出しが大きい
今回新発売された新型プリウス(Prius)のラゲッジスペース・トランクは、先代モデルよりも容量が大きくなり、良くなった印象を全体的には持っています。
ただ、ちょっと残念だったのは今回フルモデルチェンジをした新型プリウス(Prius)のラゲッジスペース・トランクは、サイドの張り出しが大きくなり横幅が小さく感じた事。
今回フルモデルチェンジをした新型プリウス(Prius)のラゲッジスペース・トランクは、
このようになっています。
一方、先代モデルのラゲッジスペース・トランクは、このようになっています。
今回フルモデルチェンジをした新型プリウス(Prius)は、乗り心地を良くするためにリヤのサスペンションにダブルウィッシュボーンを採用。
このダブルウィッシュボーン式のサスペンションは、カーブを曲がる時にリヤタイヤがしっかりと路面に密着するというメリットがあります。
その一方で、先代モデルに使用されていたトーションビーム式と比べて、
コストが掛かる事と、部品などが多いためより広いスペースが必要なのがデメリットです。
そのため今回フルモデルチェンジをした新型プリウス(Prius)では、サイドの張り出しが大きくなりました。
一応新しくなった新型プリウス(Prius)ではゴルフクラブを横に積めるだけのサイズはあるみたいですが、個人的にはこの大きな張り出しは少し気になりました。
欠点2:後部座席を格納した時の段差
また、もうひとつの不満は、ラゲッジスペース・トランクを広くするために後部座席を格納した時。
今回フルモデルチェンジをした新型プリウス(Prius)の後部座席を格納すると、背もたれの部分でこのような大きな段差ができてしまいます。
このように見るとかなり大きいですよね。
この大きな段差は荷物を置くときに不便そうですよね。
先代モデルではこのような大きな段差がなかったので、今回のモデルでこのような段差が出来てしまった事は、ちょっと残念でした。
今回フルモデルチェンジをした新型プリウス(Prius)でこのような大きな段差ができてしまった理由は、先代モデルと比べて荷室フロアを低くしたからのようです。
ディーラーさんは荷室容量を確保するために仕方ないといっていましたが、個人的にはこの大きな段差はちょっと不満に感じてしまいました。
ちなみに、4WD車やスペアタイヤを装備すると荷室フロアが高くなるので、段差は小さくなるみたいですよ。
今回フルモデルチェンジをした新型プリウス(Prius)の荷室・ラゲッジスペースは使いやすそうですが、段差や横のハリが大きいのは少し欠点だと思いました。