3代目となる新型パッソ(PASSO)がフルモデルチェンジをして新発売されましたね。
今回新発売された新型パッソ(PASSO)の特徴の一つが広い足元空間。
ディーラーさんの話によると、このクルマの後部座席の足元の広さを現す前後席間距離は940mmとなっており、ホンダのコンパクトカーフィット3(FIT3)などよりも広くなっているそうです。
そこで本当に今回新発売された新型パッソ(PASSO)の後部座席は広くて居住性が良いのか、試乗をした際に確認してきました。
新型パッソの後部座席 居住性レビュー
今回新発売された新型パッソ(PASSO)の後部座席はこのようなデザインになっています。
このように見ても、新型パッソ(PASSO)の足元空間は広く感じますよね。
実際に座ってみても、かなり広め。・・・と言っても、このクラスのクルマとしてはですが・・・。当たり前ですが、ミニバンなどと比べるとやはり若干狭さを感じました。
実際に新型パッソ(PASSO)のフロントシートを中間位置にした状態での後部座席の足元空間は、コノくらいの広さ。
このクルマが発売される前、ディーラーさんが「大人の男性が足が組めるくらい後部座席の足元空間は広くなっていますよ!」と言っていたので、この新型モデルの足元空間の広さは、かなり期待していました。
私の身長は175cmある私がこの新型パッソ(PASSO)の後部座席に座ってみて、足元空間の広さに特に不満を感じる事はありませんでした。コンパクトカーでこれほど広い足元空間を確保しているのはスゴイと思いましたが、ディーラーさんが言っていたように足を組むのは少しキツイ感じが・・・。
ディーラーさんのセリフで少し期待値が上がっていただけに少し残念でした・・・。
ただ、成人男性が快適に過ごせる足元空間を確保しているのはスゴイ事だと思いました。
足元空間よりも気になったのは、新型パッソの頭上空間
このように後部座席の足元空間は満足できる広さを確保している新型パッソ(PASSO)ですが、後部座席に座ってみて気になったのは、頭上空間。
今回新発売された新型パッソ(PASSO)は普通乗用車の中でも特に小さいサイズのコンパクトカーと言う事もあり、頭上空間は狭い感じが・・・。実際に私が後部座席に座ると天井スレスレ・・・。背筋をピンと伸ばして座ると髪の毛が天井に触れる感じ・・・。
今回新発売された新型パッソ(PASSO)の全長は1,525mmと先代モデルよりも10mmほど低くなっています。この事も頭上空間の狭さに影響をしているのかなと思いました。
結局、新型パッソの居住性はどうだったの?
今回新発売された新型パッソ(PASSO)の後部座席の広さを確認してみて、あまり期待しすぎるのは良くないのかなと感じました。この1.0リットルエンジンを搭載したコンパクトカーカテゴリーとしては、十分な広さを兼ね備えていると思います。
しかし、ホンダのフィット3(FIT3)や日産ノート(NOTE)などワンランク上のカテゴリーのクルマと比べると、やはり狭く感じてしまいました。
特に私が気になったのは、頭上空間(ヘッドクリアランス)。
新型パッソ(PASSO)は頭上空間がそれ程広くないので、実際に後部座席に座ったときの開放感・居住性もそれ程良いように感じませんでした。このクルマは足元空間が広く取られているだけに、この頭上空間は少し残念でした。
今回新発売された新型パッソ(PASSO)の後部座席の広さ・居住性はこのようになっていました。男性が座るには少し頭上空間が足りなく感じましたが、女性や子供が座るには十分な広さを確保していると思います。
もし後部座席の広さが気になるのなら、是非ともディーラーさんに行ってこの新型パッソ(PASSO)を試乗してみてくださいね。