トヨタの人気ハイブリッド車新型プリウス(Prius)が2015年12月にフルモデルチェンジをして、いよいよ発売されますね。
今回グレード設定などが大幅に変わったことが話題になっていますが、オプションのバリエーションも大幅に変わりました。
そして私が新型プリウス(Prius)のオプションで驚いた事の一つが、メーカーオプションのナビの用意が無くなった事。
先代モデルのプリウスの最上級グレードではカーナビが標準装備され、メーカーオプションの設定もありました。
また、オプションでJBLのプレミアムサウンドシステムも用意されていました。
しかし、今回の新型プリウス(Prius)ではメーカーオプションナビが廃止され、ディーラーオプションのナビのみの良いになっています。
私はいつもディーラーオプションナビを選んでおり、無くなった理由が気になったので、先日ディーラーさんに質問をしてみました。
メーカーオプションナビが消えた理由
理由1:価格面
ディーラーさんの話によると、最近では価格が高いメーカーオプションのナビよりもディーラーオプションのナビやオートバックなどで発売されている社外ナビの方が人気が高いみたいですね。
ちなみに、こちらが新型プリウスのディーラーオプションのナビ。
これは比較的価格が高いモデルのようですが、今回新型プリウスではこれ以外にも
ディーラーオプションのナビを10種類前後用意しているみたいです。
このようにディーラーオプションナビの価格帯や種類が豊富なので、メーカーオプションのナビよりもこちらから選ぶ人が多くなってきたそうです。
確かにメーカーオプションのナビですと、30万円くらいする機種も多いですしね。
一方、ディーラーオプションのナビでは10万円~15万円で十分な機能を備えているカーナビが最近は増えてきていますからね。
また、アルパインのビッグXなど社外ナビを取り付ける人が増えたのもメーカーオプションナビが無くなった一つの理由かもしれませんね。
また、トヨタのディーラーさんにコッソリと教えて貰ったのですが、メーカーオプションのカーナビを売るよりもディーラーオプションのナビを売るほうがお店に入ってくる粗利・利益も大きいようです。
そのためディーラーさんもメーカーオプションではなく、ディーラーオプションのナビを進めるお店が増えてきたそうです。
このような事もメーカーオプションのナビの廃止に影響をしているみたいですよ。
理由2:機能面
また、機能面でもディーラーオプションのナビがヒケを取らなくなってきている事も
新型プリウス(Prius)でメーカーオプションのナビが無くなった理由の一つみたいです。
先ほどもお見せしましたが、東京モーターショー2015で見た新型プリウス(Prius)の
ディーラーオプションナビは、このようなデザインになっていました。
近未来的な新型プリウス(Prius)のインパネとの相性も良く、また、機能面でも優れていたので、私はこのナビをメーカーオプションナビとつい最近まで勘違いしていました。
このようにディーラーオプションナビでも、このようなエコ運転評価履歴が表示できるようになっていますしね^^
ディーラーオプションナビでも、このくらい機能面でも見た目でもクルマ本体との相性が良くなっており、メーカーオプションのものを購入するメリットが減った事も影響しているみたいですよ。
このような理由で、今回新型プリウス(Prius)ではメーカーオプションナビをなくしたみたいです。ただ、噂によると今回の新型プリウス(Prius)のメーカーオプションのナビを廃止は試験的のようです。
先日、ビッグマイナーチェンジをした新型ランクル200の最上級グレードやフルモデルチェンジをして発売された新型ヴェルファイアやアルファードのエグゼクティブラウンジには、メーカーオプションのナビが標準装備されています。
個人的には新型プリウス(Prius)でも先代モデルのようにメーカーオプションナビを用意して、最上位グレードのAプレミアムグレードには標準装備しても良かったと思っているのですが・・・。
個人的にはメーカーオプションのナビが無くなり、ちょっと残念でした。