トヨタから新型プリウス(Prius)がフルモデルチェンジをして新発売されましたが、大人気で納期・納車待ちが長くなっているみたいですね。
今回デザインが一新された新型プリウス(Prius)は全高が低くなったにもかかわらず、荷室・ラゲッジルームは広くなり、荷室容量も拡大されました。
そんな新型プリウス(Prius)で気になるのは後部座席を格納した時、荷室・ラゲッジルームは
段差ができずにフルフラットになるのかどうかと言う事ですよね。
私もこの荷室がフルフラットになるのか気になったので確認してみました。
新型プリウスの荷室のフルフラット性能を確認
実は今回フルモデルチェンジをした新型プリウス(Prius)の荷室を格納した時のフルフラット性能ですが、2WDと今回初めて設定された4WDで異なります。
なので、それぞれのモデルに分けて確認していきます。
ケース1:2WDの場合
今回フルモデルチェンジをした新型プリウス(Prius)2WD車の後部座席を使用状態にした時の荷室・ラゲッジスペースは、このようになています。
そして、後部座席を格納した時の荷室・ラゲッジスペースはこのようになります。
気になるフルフラット性はこのような感じ・・・。
新型プリウス(Prius)の2WD車の場合はこのように後部座席の格納部分に段差ができてしまいます。
目測でこの段差は10cm程度。
思ったよりも大きいです。
もし新型プリウス(Prius)の2WD車で車中泊を考えているのなら、この段差を埋める工夫が必要なのかなと思いました。
ケース2:4WDの場合
一方、新型プリウス(Prius)の4WD車の後部座席を格納した時の荷室・ラゲッジスペースは、
このような感じです。
そして、4WD車を格納した時はフルフラットになるのか確認してみたところこのような感じ。
2WD車と比べて明らかに段差が小さくなりましたね。
段差が小さいので荷物などの積み下ろしもラクにできそうです。
今回新型プリウス(Prius)の4WD車の方が2WD車と比べて段差が小さくなっている理由は、フロア位置が4WD車の方が高いから。
4このように開口部との違いを比較してみると分かるのですが、新型プリウス(Prius)の4WD車の方が10mmていど荷室フロアが高くなっています。
■2WD車
■4WD車
新型プリウス(Prius)の4WD車の方が荷室フロアの位置が高くなっているので荷室容量は少なくなってしまいますが、後部座席を倒したときの使い勝手の良さや荷物の積み下ろしのしやすさなどメリットは大きいのかなと思いました。
このように今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウス(Prius)の2WD車では荷室・ラゲッジスペースを倒したときに比較的大きな段差ができてしまいました。
その一方、今回初登場した4WD車ではほとんど段差が無く使い勝手が良いように感じました。
私が見た限りでは荷室・ラゲッジスペースの使い勝手も異なる印象を持ったので、2WDと4WDそれぞれのモデルをしっかりと確認した方が良いと思いますよ。
>>> 新型プリウス2WDと4WD それぞれの荷室容量はコチラから
このようにみると新型プリウスの2WDと4WD車では荷物が積める量がまったく違うんですね。