2016年4月にトヨタの新型パッソ(PASSO)がフルモデルチェンジをしましたね。
私もこの新しく発売されたこの新型モデルが気になったので、早速ディーラーさんにお願いをして試乗をさせて貰いました。
今回新発売された新型パッソ(PASSO)はちょっと硬めの乗り心地は気になったものの、1.0リットルエンジンを搭載したモデルとは思えないパワー・加速力は好印象でした。
また、軽自動車とは異なりどっしりとした安定感も好印象でした。
そんな新型パッソ(PASSO)を試乗をして印象的だったのがアイドリングストップ(アイスト)の感じ。今回フルモデルチェンジをした新型パッソ(PASSO)のアイドリングストップは良い部分と気になった部分の両面がありました。
実際に私がこのクルマを試乗をした時に感じたアイドリングストップの良し悪しを紹介したいと思います。
新型パッソのアイドリングストップの感じはどう?
今回新しく発売された新型パッソ(PASSO)のアイドリングストップ(アイスト)のエンジンが停止するタイミングは、クルマが完全に停止してから。
時速13km/h以下になったらエンジンが停止する仕組みになっているこのクルマの競合車でもあるスズキのコンパクトSUVの新型イグニスよりはアイドリングストップが作動するタイミングが遅くなっています。
ただ、エンジンの停止はとってもスムーズ。エンジンが停止する音や振動も全くなくほとんど無音。新型パッソ(PASSO)のマルチインフォメーションディスプレに表示されるアイドリングストップの累計時間を見ていないと、いつエンジンが停止したか全くわかりません。
このスムーズにエンジンが停止する感じは、好印象でした。
気になったのはエンジンが再始動する時
このようにエンジンが停止する時はとてもスムーズで好印象な新型パッソ(PASSO)ですが、試乗をしていて気になったのはエンジンが再始動する時。
新型パッソ(PASSO)はエンジンが再始動する時の音がかなり大きい。
アイドリングストップをしている時がとても静かなので、最初エンジンが作動した時の音に少し驚いちゃいました。また、エンジンが作動する時の振動もかなり大きめ。
これが信号停止のたびに行われるとなると、ちょっとイヤだな~っと正直思いました。また、もし私が新型パッソ(PASSO)を購入したら、ハンドルの右側にあるアイドリングストップ解除ボタンを押しちゃうかもと思いました。
ほとんど無音で立ち上がるスズキの小型SUVの新型イグニス(IGNIS)と比べると、このトヨタの新型パッソ(PASSO)のエンジンの再始動する時の音の大きさや振動は大きなデメリッになるなと思いました。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型パッソ(PASSO)のアイドリングストップ(アイスト)は、エンジンの停止のタイミングや感じは大満足でした。ただ、その一方、エンジンの再始動する時のエンジン音はイマイチ・・・。他のガソリン車よりもエンジンの再始動時の音も振動も大きく、正直に言って不快でした。
もしこれから新型パッソ(PASSO)を試乗される方は、このアイドリングストップの感じもしっかりと確認してみてくださいね。