2015年12月に新発売をした新型プリウス(Prius)。
旧型モデルやアクア(AQUA)でも納期・納車待ちが長くなっていましたが、今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウス(Prius)でも負けず劣らず長くなっています。
現在納期・納車待ちが長くなっている新型プリウス(Prius)ですが、グレードによってかなり異なる模様。
そんな新型プリウス(Prius)の納期・納車待ちが一番短いグレードをディーラーさんに教えてもらいました。
新型プリウスの納期で一番短いグレードは?
ディーラーさんに話を聞いたところによると、フルモデルチェンジをした新型プリウス(Prius)で一番の納期が安いのは、基本的な機能が充実しているSグレード。
現在のところ、この新型プリウス(Prius)のSグレードの納期・納車待ちは約3ヶ月程度になっているようです。
ちなみに、それ以外のグレードはこのようになっています。
■新型プリウスの納期納車待ちの情報
(2016年1月11日現在)
Sグレード:2016年4月上旬~中旬
Aグレード:2016年7月ごろ
Aプレミアムグレード:2016年10月ごろ
一番納期・納車待ちが短くなっている新型プリウス(Prius)のSグレードと、納期が一番長くなっているAプレミアムグレードを比べると、半年も差が・・・。
これはちょっと驚きですよね。
ディーラーさんに話をきいたところによると、新型プリウス(Prius)のSグレードの納期・納車待ちが短いのには次のような理由があるようです。
理由1:ニッケル水素電池を使用
今回フルモデルチェンジをした新型プリウス(Prius)では、今まで使用されていたニッケル水素電池だけではなく、もうすでにプリウスαなどに採用されていたリチウムイオン電池を初採用。
この2つのバッテリーをグレードによって分けて採用しているのですが、比較的納期・納車待ちが短いSグレードに装備されているのは、安定して生産と供給がされているニッケル水素電池を採用。
この事が新型プリウス(Prius)Sグレードの納期・納車待ちの短さに大きな影響を与えいるみたいです。
一方、上位グレードのAグレードやAプレミアムグレードに採用されているリチウムイオン電池は生産が追いついていないみたいですよ。
理由2:予定した生産台数が多い
今回フルモデルチェンジをした新型プリウス(Prius)は、旧型モデルで一番人気のグレードだった事もあり、今回の新型モデルでも多く販売できると見込んでいたようです。
しかし、今回新しくなった4代目モデルではSグレードよりも安全装備などが充実しているAグレードの方が人気に・・・。
この当初トヨタが見込んでいた注文数よりも実際の売れ行きが下回っていることも
新型プリウス(Prius)のSグレードは比較的順調に納車が進んでいる理由の一つのようです。
ただ、実際にディーラーさんの話を聞くと、納期・納車待ちが長いAグレードやAツーリングセレクションを諦め、SグレードやSツーリングセレクションに流れるお客さんも大勢いるようです。
また、Sグレードの生産台数を減らしAグレードなど人気グレードの生産台数を増やしていくと言った噂も・・・
なので、これから新型プリウス(Prius)のSグレードの納期・納車待ちが長くなる可能性も・・・。
これからこの新型モデルのSグレードの購入を検討している人は、しっかりと納期・納車待ちの情報をディーラーさんに確認した方が良いかもしれませんね。