街乗りにもピッタリなホンダの人気SUVヴェゼル/べゼル(VEZEL)が2016年2月にフルモデルチェンジをして新発売されましたね。
先日、マイナーチェンジをして新しくなったヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車の
人気グレードを試乗してきました。イヤな突き上げ感がなくなるなど乗り心地にはとても大満足した一方、内装・インテリアのデザインで欠点・残念に感じてしまった部分も・・・
マイナーチェンジをして新しくなったヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車を試乗して気になった部分・欠点に感じた部分を紹介します。
欠点1:ヴェゼルXグレードの装飾はシンプル
今回ヴェゼル/べゼル(VEZEL)を試乗していて気になったのは、Xグレードの内装・インテリアのシンプルさ。
シックなデザインのヴェゼル/べゼル(VEZEL)の内装・インパネのデザインはとても良いのですが、仕方ない事とは言え上位モデルと比べると若干の物足りなさを感じてしまいました。
例えば私が物足りなさを感じたのは、エアコンの送風口。
ガソリン車の最上位モデルRSでは送風口の取っ手部分(送風口の角度を変える部分)もメッキ加飾されていましたが、私が今回みたガソリンのXグレードではメッキの加飾はなくたんなるブラック塗装。
■ヴェゼルRSの送風口
■ヴェゼルガソリンXの送風口
また、スピーカーまわりのメッキ調の加飾もヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリンXでは、ありませんでした。
■ヴェゼルRSのスピーカー
■ヴェゼル ガソリンXのスピーカー
わずかな違いに感じると思いますが、実際に見てみると予想以上に違和感を感じました。
ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車のXグレードと上位モデルのRSを比べると機能面だけでは無く、このようなデザイン面でもワンランク落ちるのだなと思いました。
欠点2:ヴェゼルのセンターコンソールのデザイン
また、ヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車のXグレードを試乗していて気になったのは、センターコンソールのデザイン。
今回マイナーチェンジをして新発売されたヴェゼル/べゼル(VEZEL)のガソリン車Xグレードのセンターコンソールは、このような感じ。
そして、センターコンソールにシフトレバーやアームレスト、ドリンクホルダーは、このような感じ。
■シフトレバー
■アームレスト
■ドリンクホルダー
今回ガソリン車Xグレードのセンターコンソールを見て改めて気になったのは、この部分の質感。センターコンソール部分はプラスチック素材を採用しているので、ヴェゼル/べゼル(VEZEL)の雰囲気にはマッチしないシンプルな感じが・・・。
一方、ハイブリッド車の場合このセンターコンソール部分にピアノブラック調のパネルを採用しているので、上級感のあるオシャレなデザインになっています。
ピアノブラック調のパネルを使用したオシャレなハイブリッド車のセンターコンソールを見た後で、このガソリン車のセンターコンソールを見ると少しシンプルすぎる印象を持ちました。
実は先代モデルからこのシンプルすぎるセンターコンソールのデザインは不評でした。
なので今回のヴェゼル/べゼルのマイナーチェンジでデザインのデザインの変更を期待していたのですがそのまま・・・個人的にはハイブリッドと同様にピアノブラック調のパネルを仕様して貰いたかったです。
今回マイナーチェンジをしたヴェゼル/べゼル(VEZEL)の内装・インテリアを実際に見て、このような点が気になりました。特に気になったのはセンターコンソールのデザイン。
ホンダは比較的お客さんの声を引き上げて改善する会社だと思っていたのですが、このセンターコンソールがそのままだったのは少し残念でした。もしヴェゼル/べゼル(VEZEL)のハイブリッド車とガソリン車のどちらを購入しようか迷っている方は、この内装・インテリアのデザインもしっかりと確認した方が良いと思いますよ。
ただその一方、このようなマイナスポイントを踏まえても、このガソリン車のXグレードのインパネは十分満足できる質感を兼ね備えているなと思いました。