2016年2月にホンダの上級ミニバンオデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)が新発売されましたね。
発売前から燃費が良いことが話題になっていましたが、実際にこのオデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)に乗ってみると燃費性能だけではなく、乗り心地も格段にアップ。
ガソリン車で感じていたようなイヤな突き上げ感も無く、2列目・3列目シートに座ってもとっても快適。家族みんなで使用するファミリーカーとして、とても良いクルマになっているように思いました。
そんなオデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)ですが、やはり3ナンバーサイズの大型サイズという事で視界や見切りの良さを気にする人は大勢いるようですね。
私が実際にオデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)を試乗した際、視界性や見切りの良さも確認してきたので、紹介したいと思います。
その1:オデッセイハイブリッドの見切りについて
今回新発売されたオデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)の見切りの良さですが、正直に言ってそれ程よくありません。
運転席から前方を見ると、このような感じ。
最先端を確認する事はできません。
最近のクルマは先端にいくにつれて沈む込むようなデザインになっているため、最先端が見えない事が多いですが、オデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)も同様。
なので、ステップワゴンや新型ヴォクシーやノアなど5ナンバーサイズのミニバンから乗り換えると、慣れるまで不安に感じる人もいるのかなと思いました。
ただ、今回新発売されたオデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)では、ホンダの最新の安全装備システムの”ホンダセンシング”が装備されており、クルマの左右の幅を確認できるマルチビューカメラシステムも搭載する事が可能です。
このマルチビューカメラシステムを使用すれば、細い路地や狭いコーナーなども多少は運転しやすくなるのかなと思いました。
斜め前方の見切りに注意が必要!?
また、オデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)を試乗していて気になったのは。フロントマスクのデザイン。
今回私はオデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)のスポーティーなモデルアブスルートのEXパッケージを試乗したのですが、フロントマスクの斜め前方、フォグランプ周りがちょっと盛り上がっているデザインになっていました。
なので、ちょっと油断をしているとガリガリと擦ってしまうかもと思いました。
このような事を防ぐためにも先ほど紹介したマルチビューカメラシステムは良いかもしれませんね。
その2:オデッセイハイブリッドの視界について
このようにオデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)の見切りについてはあまり良いようには感じませんでした、フロントガラスも大きいため視界は思ったよりも良いと思いました。
また、今回発売されたこのハイブリッド車のサイドウィンドウは下端の位置が低く、ガラスエリアが大きめ。
この広いガラスエリアのおかげで開放感だけではなく、運転のしやすさにも大きく影響しているのかなと試乗をしていて感じました。
さらに実際にオデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)を試乗をして良いと思ったのは、Aピラーが細く、三角窓が予想以上に大きかったこと。
実際にオデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)に装備されている三角窓はこのようになっています。
また、運転席から左斜め前方を確認するとこのようになっています。
歩行者の確認や右折するときに助かるこの大きい三角窓もとても良いと思いました。
このように今回新発売されたオデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)は見切りはそれ程良いとはおもいませんでしたが、フロントガラスや三角窓が大きいため視界はとても良いと思いました。
ただこの見切りの良さや視界性はドライバーさんによって感じ方は異なります。
もしオデッセイ ハイブリッド(Odyssey Hybrid)の購入を検討しているのなら、しっかりと試乗をして確認してみてくださいね。