トヨタからフルモデルチェンジをして3代目となった新型パッソ(PASSO)が2016年4月にデビューをしましたね。
先代モデルも燃費効率の良さが好評だった新型パッソ(PASSO)ですが、今回フルモデルチェンジをしてさらに燃費が向上。FF車の全グレードを通じてJC08モード燃費は28.0km/Lとなりました。
ガソリン車でこれだけの燃費があれば十分ですよね。しかし、燃費効率を優先したためか今回フルモデルチェンジをした新型パッソ(PASSO)は先代モデルよりもガソリンタンク容量が少なくなっていました。
そんな新型パッソ(PASSO)のガソリンタンク容量はどれくらいなのか先代モデルと比較してみました。また、この新型モデルにガソリンを満タンまで入れた時の走行距離(航続可能距離)を比較してみました。
新型パッソと先代モデルのガソリンタンク容量
今回新発売された新型パッソ(PASSO)と先代モデルのそれぞれの
ガソリンタンク容量は、それぞれこのようになっていました。
■新型パッソと先代モデルのガソリンタンク容量
新型パッソ(FF車):36リットル
先代パッソ(FF車):40リットル
車体重量と燃費を考慮してか今回新発売された新型パッソ(PASSO)は、ガソリンタンク容量が4リットルも小さくなっていました。
ガソリンタンク容量が30リットル台というのは、軽自動車並み。
個人的には先代モデルと同様の40リットル前後のガソリンタンク容量がある方が嬉しかったです。
ちなみに、新型パッソ(PASSO)を試乗した時、「このクルマのガソリンタンク容量が小さくなったんですね~」と、言ってみました。
すると、試乗に同行してくれた営業マンは「燃費が良くなったためにそれほどのガソリンを積む必要がなくなったんですよ~」との回答・・・。
ただ、先代モデルから燃費が良くなったのは約0.4km/L程度なんですよね。
少しこの回答には不満を感じましたが、つっこむのをやめてそのまま試乗を続けました^^
新型パッソの航続可能距離はどのくらい?
また、今回フルモデルチェンジをした新型パッソ(PASSO)のガソリンタンク容量を元に航続可能距離を計算してみました。また、燃費が向上した分、航続可能距離は伸びたのかも確認してみました。
■新型パッソの航続可能距離
28.0km/L × 36.0リットル = 1,008km
ちなみに、ガソリンタンク容量が多かった先代モデルの航続可能距離はこのようになっていました。
■先代モデルの航続可能距離
27.6km/L × 40.0リットル = 1,104km
やはりガソリンタンク容量の4リットルの差は大きく、今回フルモデルチェンジをして発売されタ新型パッソ(PASSO)の航続可能距離は先代モデルよりも100kmほど短くなりました。
ただそれでも今回フルモデルチェンジをした新型パッソ(PASSO)の時、航続可能距離はなんとか1000kmオーバー。実燃費はJC08モード燃費よりも劣るので実際はこの通りの航続可能距離を走る事は不可能ですが、しっかりと1000kmを確保しているのはサスガだな~っと思いました。
ちなみに、新型パッソ(PASSO)の実燃費は20~21km/L前後のようなので、実際は750km前後となりそうです。ただ、一回の給油で750km走行できれば十分ですよね。1ヶ月に1000km程度運転するヘビーユーザーでも給油回数は1ヶ月に1回~2回程度なので・・・。
ガソリン車として考えれば、十分な燃費効率があるように感じました。
今回新発売された新型パッソ(PASSO)のガソリンタンク容量&航続可能距離はこのようになっていました。
先代モデルよりもガソリンタンク容量・航続可能距離は若干劣りますが、個人的には十分な走行可能距離を確保しているなと思いました。