日本でなかなか売れ行きが伸びない新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)ですが、販売台数アップのために遂にハイブリッド車を投入しましたね。
先日このハイブリッド車の見積もりを貰ってきた時に搭載されるハイブリッドシステムは新型プリウス(Prius)のものとは異なると聞いていたので、あまり期待していなかったのですが、実際にこのクルマを運転してみるとかなり良い!
この新型オーリス ハイブリッド((Auris HV))を試乗してみて特に良いと思ったのは、静寂性の良さ。ハイブリッド車なので静かなのは元々分かっていたのですが、このクルマの静寂性は新型プリウス(Prius)よりも良かったように感じました。
この新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)の静かさで特に良いと思った事を紹介したいと思います。
オーリス ハイブリッドの静寂性インプレッション
今回新発売された新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)はハイブリッド車と言う事もあり、とっても静か。モーターのチカラのみで発進する静かさもとても良いのですが、このクルマを試乗していて特に驚いたのは加速時のエンジン音の静かさ。
新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)ではアクセルを踏み込んでいくとEV走行からハイブリッド走行になるのですが、エンジンが立ち上がってもとっても静か。
普通のCVT車ではアクセルを踏み込むとエンジン音ばかりが大きくて加速力が伴わないクルマも多いですが、このクルマはまったく異なります。アクセルを踏み込んでもエンジン音がそれ程上がらずに、タイムラグがなく気持ちよく加速していきます。
このレスポンスの良さも新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)も魅力なのですが、加速時のエンジンがとても静かだったのがとても印象的。窓をしっかりと閉めたまま運転していると、アクセルを踏み込んだ時でもまったくエンジン音が気になりませんでした。
この加速時の静寂性の良さは、新型プリウス(PRIUS)以上。これほど新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)の静寂性が良いと期待していなかったので、良い意味で驚きました。
新型オーリス ハイブリッドはロードノイズもとっても静か
また、今回新発売された新型オーリス ハイブリッド(Auris HV)を試乗してみて驚いたのは、ロードノイズもしっかりと遮音していること。
ホンダの人気コンパクトカーのフィット3 ハイブリッドなどエンジン音は静かでもロードノイズが大きくて、思ったよりも静寂性は良くないクルマもたくさんあるんですよね。
しかし今回新発売された新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)は、ドアや窓を閉めた時の密閉感も高くクルマの下から浸入してくるロードノイズもしっかりと遮断してくれるのが分かる乗り心地。
もちろん路面状況によっては、多少タイヤと路面の摩擦音や”ゴ~~~”っと言う感じの音なども聞こえてくるのですが、ダイレクトに伝わってくる感じではないので運転していてまったく気になりませんでした。
ちなみに、今回新発売された新型オーリス ハイブリッド((Auris HV))に装備されていたタイヤメーカー&ブランドは、ヨコハマタイヤのアドバン デシベル(ADVAN dB)。このヨコハマタイヤのアドバンDBはそれ程静寂性に優れているイメージは無かったのですが、このタイヤでこれ程の静寂性を保つのはちょっとスゴイと思いました。
このロードノイズの静かさも今回新発売された新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)の魅力の一つかなと思いました。
今回新発売された新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)を試乗したのですが、エンジン音・ロードノイズともにしっかりと対策をされており大満足。ハイブリッド車の中でも特に静かなクルマだと思いました。
キリっとした乗り心地も良かったのですが、この静寂性・静かさも新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)の魅力・メリットの一つなのかなと思いました。なかなか売れ行きは芳しくない新型オーリス ハイブリッド((Auris HV))ですが、個人的にはとても良いクルマだなと試乗をして思いました。
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居住性などマイナス面もありますが、この事を差し引いても新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)は良いクルマだと思いました。