日本での売れ行きが苦戦しているトヨタの新型オーリス(Auris)ですが、日本での販売強化のためハイブリッド車を発売しましたね。
私も新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)を先日試乗をしてきたのですが、ピシっと引き締まった足回りなど乗り心地や走破性は予想以上!燃費性能や人気ではトヨタのハイブリッド車”新型プリウス(Prius)”に遠く及ばない新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)ですが、走りの性能だけを比較してみると決してヒケを撮らないと感じました。
そんな新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)を試乗して気になった事・不満は居住性。
特に後部座席の狭さは不満でした。
今回新発売されたこのハイブリッド車の後部座席のどの部分が不満だったのか?
私が実際に撮ってきた写真を使って紹介したいと思います。
新型オーリスHVの不満:後部座席の居住性はどだった?
今回のマイナーチェンジで新発売された新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)の後部座席は、このようなデザインになっています。
今回新発売された新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)はアクア(AQUA)よりも一回り広い3ナンバーサイズのクルマと言うともあり、横幅は十分。そのため大人3人が後部座席に座っても大丈夫な広さを確保しています。
また、このクルマの後部座席の中央にはドリンクホルダーが付いたアームレストも装備されており、快適性も十分。できたらこのセンターコンソールの後ろの部分は小型ポケットではなく、エアコンやヒーターの送風口が良かったですが・・・。
この点を除いても後部座席の快適性は十分でした。
オーリスハイブリッドの足元空間の広さも十分
また、新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)は足元空間は広いとは言えないまでも、十分なスペースを確保。実際にフロントシートを中間位置にセットしてみると、このような感じ。
ゆったりと座れると言った感じではありませんが、フロントシートの下に足を入れれば
多少足元はラク。長距離ドライブでも不満を感じないサイズの足元空間になっているなと感じました。
トヨタの人気ハイブリッド車アクアと比較すると格段に足元空間(ニークリアランス)は広くなっており、個人的には十分満足できるレベルになっているなと感じました。
新型オーリスハイブリッドの欠点は頭上空間
このように横幅や足元空間の広さは十分満足できるレベルになっている新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)ですが、試乗をしていて不満に感じたのは頭上空間。
今回新発売された新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)は車高の低いスポーティーなデザインになっているのが特徴ですが、この車高のデメリットで頭上空間(ヘッドクリアランス)はかなり狭いように感じました。
私の身長は175cmあるのですが、天井までギリギリ・・・。
ちょっと背伸びをするような感じで背筋を伸ばすと頭が軽く天井に触れてしまいます。
新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)は5ドアハッチバックなので、もう少し後部座席の頭上空間(ヘッドクリアランス)が広いと思っていたので、少し不満・・・。また、ルーフがブラックになっているので後部座席に座っていると圧迫感を感じるのも個人的には少し残念でした。
個人的にはもう一回り後部座席の頭上空間が広い方が、快適に過ごせるのかなと思いました。
今回新発売された新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)の後部座席の居住性・快適性はこのようになっていました。
実際にこのクルマを試乗をして見て特に不満・欠点に感じたのは、後部座席の頭上空間。足元空間や横のサイズは十分満足できるレベルだっただけに、この頭上空間が余計に残念でなりませんでした。個人的にはあと3~5センチ天井が高いほうが良いと思いました。
このように新型オーリス ハイブリッド(Auris Hybrid)は後部座席のヘッドクリアランスが弱点・欠点です。もしこれからこのクルマを試乗される方は、この後部座席の頭上空間の広さもしっかりと確認してみてくださいね。