スズキから新ジャンルの小型SUVとして新型イグニス(IGNIS)が新発売されましたね。
私も先日この新型イグニス(IGNIS)を見に行ってきたのですが、Uの字型のLEDポジションランプを採用したヘッドライトなど見た目のインパクトも十分。かなりインパクトのあるデザインになっていますよね。
また、新型イグニス(IGNIS)は発進時や加速時にモーターがエンジンをアシストするマイルドハイブリッドシステムを採用しており燃費効率が良いのも特徴の一つ。
このように見た目のデザイン性・燃費効率はとても良い新型イグニス(IGNIS)ですが、実際に試乗をしてみて私が不満を感じたのは乗降性。
特に新型イグニス(IGNIS)の後部座席は 少し乗り降りがしにくいように感じました。
そんな新型イグニス(IGNIS)の後部座席はなぜ乗り降りがしにくいのかについて紹介したいと思います。
新型イグニスの乗降性についての不満
今回新発売された新型イグニス(IGNIS)の乗降性に影響を与えているのが、ボディサイズ。この新型イグニス(IGNIS)のボディサイズは次のようになっており、SUV車としては若干小さめ。
■新型イグニスのボディサイズ
全長:3700mm
全幅:1660mm
全高:1595mm
このようにコンパクトなボディサイズになっているため、ドアの開口部が狭め・・・。
新型イグニス(IGNIS)の運転席や助手席横のドアの開口部はこのように広めになっているので、すんなりと乗り込むことができます。
なので、フロントシートに座る人は特に問題なく乗り降りできると思います。
ただ、その一方後部座席のドア開口部はこのようにかなり狭い感じが・・・。
私の身長は175cm程度なのですが、少しカラダを屈めて乗り込むような感じに・・・。
フロントシートのようにスッと乗り降りする事ができないので、少しストレスを感じました。
このように後部座席のドアを90度近くまで開けれる時はまだ良いですがスーパーマーケットやコインパーキングの駐車場などで隣に他のクルマが駐車しており、ドアを広く開けれない場合の乗り降りは特に大変だと思いました。
新型イグニスの後部座席は頭上空間も注意
また、新型イグニス(IGNIS)の後部座席に乗り降りをする時に特に注意しないといけないのが、頭上空間。今回新発売された新型イグニス(IGNIS)はドア上部の位置が低くなっており、ドアに頭をぶつけやすくなっています。
新型イグニス(IGNIS)に乗り降りする時ディーラーさんに「このクルマのドア開口部の位置が低くなっているので、頭をぶつけないように注意してくださいね。」と言われたほど・・・。
そのため後部座席に乗る際のカラダの姿勢の変化も大きく、スムーズさはイマイチ・・・。
まさに「よいしょ!」と言って、乗り込む感じ。
小さい子供や女性の場合はそれ程この開口部の頭上空間を気にしなくて良いかも知れませんが、成人男性がこの新型イグニス(IGNIS)の後部座席に乗り降りするには少し気を使う必要があるのかなと感じました。
乗り心地やデザインにはとても満足していたのですが、この新型イグニスの乗降性に関しては少々不満を感じました。
個人的には後部座席のドアの開口部を全体的にもう一まわり広くして、成人男性でもスムーズに乗り降りできるくらいの広さを確保して貰いたかったです。もしこのクルマの後部座席を頻繁に利用する場合は、しっかりと乗降性も確認してみてくださいね。