2016年3月にスズキから新しいコンパクトカー新型バレーノ(BALENO)がデビューをしましたね。
今回新発売された新型バレーノ(BALENO)の後部座席や荷室・ラゲッジがスイフトよりも広くなっており快適性がアップしたことも注目点の一つなのですが、それ以上に注目されているのはこのクルマがインドからの逆輸入車と言う事。
フルモデルチェンジをした新型エスクードやSX4 Sクロスはハンガリーからの逆輸入車なのですが、インドからの逆輸入車と言う事は初。
そこで気になるのは、インドから逆輸入車される新型バレーノ(BALENO)の乗り心地や走破性などのクオリティーは問題がないのかと言うこと。
私もここら辺がとても気になっていたので、早速新発売されたばかりの新型バレーノ(BALENO)を試乗してきたので、実際に運転をしたインプレッションを紹介したいと思います。
バレーノの試乗インプレ インド生産車でも大丈夫?
今回この新型バレーノ(BALENO)を30分弱試乗をさせて貰ったのですが、結論から申し上げますと走破性・乗り心地でのデメリットは感じられませんでした。
納期が遅くなるやアイドリングストップが装備されていないなどのデメリット・欠点はありますが、走破性・乗り心地に関しては全く問題はありません。
正直ここまでのハイクオリティーのクルマだとは思いませんでした。
また、この新型バレーノ(BALENO)がインドからの逆輸入車と言われなければまったく気にならないレベルになっているなと思いました。
特に良いと思ったのはバレーノ加速力&走破性
今回新型バレーノ(BALENO)を試乗して見て驚いたのは、加速力の良さ。
今回新発売された新型バレーノ(BALENO)のXGグレードの車体重量は、910kgと驚異的な軽さ。
この軽量ボディのおかげもあり、アクセルを踏み込んでいくととても軽快に加速していきます。今回私が試乗をしたXGグレードはイグニスやソリオのようなマイルドハイブリッド車ではなかったのですが、この事が全く気にならないくらい加速力は良かったです。
また、ちょっと長い坂道を新型バレーノ(BALENO)で運転したのですが、加速力がダレる事もないのもとても好印象でした。
今回新発売された新型バレーノ(BALENO)はインドからの逆輸入車ということでかなり疑りをもって試乗をした私ですが、このストレスフリーな加速力には少々驚きました。
気になったのはハンドルのパワステ
ただその一方、新型バレーノ(BALENO)を試乗していて気になったのはハンドルを切った後の戻り。
現在のクルマはハンドルが重たくなる現象を緩和するパワステ(パワーステアリング)を装備しているのですが、新型バレーノ(BALENO)はカーブをした後のハンドルの戻りがちょっと強め。
これは最初にカーブを曲がったときに違和感を感じたくらい・・・。
なので、カーブを曲がるたびもハンドル操作に若干の不安定さを感じました。
これはインド特有のセッティングになっているのか、それとも、新型バレーノ(BALENO)のみの設定になっているのかわかりませんが、今回試乗をしていて少し気になりました。
今回新発売された新型バレーノ(BALENO)は、インドからの逆輸入車という事を感じないくらい加速力や走破性はとても良かったです。ただ、ハンドルが戻るときのチカラを除いてですが・・・。
このハンドルが戻る時のチカラに関しては、ディーラーさんに確認しても違和感を感じる人が多いようなので、試乗する際はしっかりと確認してみてくださいね。
>>> バレーノの試乗インプレ 運転して感じたデメリットはコチラから
やはり試乗をしてコノ装備が無い事を気にする人も大勢いるみたいですね。