スズキから1.2リットルサイズの小型クロスオーバー車の新型イグニス(IGNIS)が2016年2月18日に新発売されますね。
今回新発売される新型イグニス(IGNIS)のグレード名には”ハイブリッド”と名前が付いていますが、このクルマに搭載されているシステムは発進時や加速時にモーターがエンジンをサポートする”マイルドハイブリッド”。
なので、アクア(AQUA)やプリウス(PRIUS)などのハイブリッド車とは異なります。
今回新しく発売された新型イグニス(IGNIS)は、トヨタから発売されたアクア(AQUA)やプリウス(PRIUS)などストロングハイブリッドとシステムが異なり純粋なハイブリッド車ではないため、エコカー減税は免税になっていません。
そんな新型イグニス(IGNIS)のエコカー減税率がどのくらいなのか、また、実際に自動車重量税や自動車取得税はどのくらいかかるのか、確認をしてみました。
新型イグニスのエコカー減税率はどのくらい?
今回新発売される新型イグニス(IGNIS)のエコカー減税は、各グレードこのようになっています。
■新型イグニスのエコカー減税
・ハイブリッドMGグレード:
自動車取得税:80%減税(2WD)/60%減税(4WD)
自動車重量税:75%減税(2WD)/50%減税(4WD)
・ハイブリッドMXグレード:
自動車取得税:80%減税(2WD)/60%減税(4WD)
自動車重量税:75%減税(2WD)/50%減税(4WD)
・ハイブリッドMZグレード:
自動車取得税:80%減税(2WD)/60%減税(4WD)
自動車重量税:75%減税(2WD)/50%減税(4WD)
今回新発売される新型イグニス(IGNIS)は、全グレード通じて同じエコカー減税率を採用。
残念ながらエコカー減税100%免税になりませんでしが、このクルマは燃費が良いだけあって比較的減税率は良くなっています。
実際に新型イグニス(IGNIS)のエコカー減税の対象となっている自動所得税・自動車重量税はどれくらいかかるのかディーラーさんに確認をしてきました。
結局エコカー減税の負担額は?
今回新型イグニス(IGNIS)のエコカー減税(自動車取得税・自動車重量税)の負担額はこのようになっています。
■新型イグニスのエコカー減税の負担額
ハイブリッドMXグレード
自動車取得税: 8,800円
自動車重量税: 3,700円
合計金額 :12,500円
ハイブリッドMZグレード
自動車取得税: 9,500円
自動車重量税: 3,700円
合計金額 :13,200円
ちなみに、こちらのエコカー減税は私が見積もりをもらった時に出してもらった金額。
ここで注目なのは新型イグニス(IGNIS)のハイブリッドMXグレードとハイブリッドMZグレードでは、自動車取得税が異なります。
自動車取得税は車体本体価格などを基準にして算出するので、車体本体価格が高いハイブリッドMZグレードの方が高くなってしまいます。
エコカー減税の差はたった700円ですが、これが毎年積み重なると大きな金額になります。
現在のところ新型イグニス(IGNIS)のこの2つのグレードでは、価格が高い最上位グレードのハイブリッドMZグレードの方が人気が高くなっています。
しかし、もしできるだけ安く新型イグニス(IGNIS)を購入したかったら中間グレードのハイブリッドMXやMGの購入を検討した方が良いかもしれませんね。