トヨタタの高級ミニバン新型エスティマ(ESTIMA)がビッグマイナーチェンジをして新発売されましたね。
グレード設定が新しくなった新型エスティマ(ESTIMA)ですが、最上位モデルの”アエラス プレミアムG”には3列目の電動格納シートと電動リヤゲートが標準装備されています。
この新型モデルの3列目シートは若干重たいため、電動格納シートや電動リヤゲートを装備した方が便利だと思います。ただ、実際に新型エスティマ(ESTIMA)に装備されている電動格納シートを使ってみると、欠点・不満も・・・。
私がこのクルマを実際に試乗した時に感じたこの新型モデルの電動格納シートの欠点・不満を紹介したいと思います。
新型エスティマ 電動格納シートの欠点・不満
今回新発売された新型エスティマ(ESTIMA)の電動格納シートを後ろから見ると、このようなデザインになっています。
そして、荷室・ラゲッジスペースの左側にこのようなスイッチが装備されており、このスイッチ操作で3列目シートを格納/開放する事が可能になっています。
ちなみに、実際に新型エスティマ(ESTIMA)の後部座席を格納するとこのような感じ。
手動で格納するタイプは、3列目シートの背もたれにこのように2つのストラップが装備されているのですが、電動格納方式ではストラップが背もたれに装備されていないので、スッキリとしたデザインに・・・。このスッキリとした背もたれのデザインはとても良いと思いました。
また、背もたれのみを格納する事も可能です。
このように3列目の格納のバリエーションは豊富なのですが、実際にこの格納操作をしていて気になった事が・・・。
それは3列目の格納に思ったよりも時間がかかること。
安全面を考慮すると仕方ない部分もあるかと思いますが、実際に電動格納シートを操作してみると、あまりの遅さに若干イライラ・・・。(私がせっかちと言うこともあると思いますが・・)
手動式の新型エスティマ(ESTIMA)だと片方のシートの格納に20秒もかかりません。
6対4分割方式になっているこの新型モデルの左右のシートを格納しても1分もかかりません。
しかし、新型エスティマ(ESTIMA)の最上位グレード”アエラス プレミアムG”に標準装備さえている電動格納シートをしようすると、その倍以上時間がかかる感じが・・・。新型エスティマ(ESTIMA)の電動格納は左右のシートをまとめて同時に操作できることはメリットの一つですが、スイッチ操作している時のもどかしさが少々気になってしまいました。
この操作している時のもどかしさは新型エスティマ(ESTIMA)の電動格納シートの欠点・デメリットだと思いました。
今回ビッグマイナーチェンジをした新型エスティマ(ESTIMA)の電動格納シートは、チカラが弱い女性にはとても助かる機能だと思います。ただ、格納されるまでの時間などデメリット・欠点もあるように感じました。
もし電動格納シートが装備されている最上位モデル”アエラス プレミアムG”やオプションで装備この機能を装備しようと考えている方は、購入前に試乗をして操作してみてくださいね。
ちなみに、ディーラーさんに電動格納シートと電動リヤゲートの装着率を確認したところ、それ程多くはないようです。やはりこの電動格納シートと電動リヤゲートは、贅沢品なのかもしれませんね。