2016年4月11日トヨタの最小コンパクトカー新型パッソ(PASSO)がフルモデルチェンジをして、3代目となりますね。
今回新発売される新型パッソ(PASSO)は、室内の広さにこだわってデザインされているようですが、燃費性能も現行モデルよりもアップしているようです。
そんな新型パッソ(PASSO)の燃費性能をディーラーさんに確認してきたので、紹介したいと思います。
新型パッソの燃費性能はどのくらい?
2016年4月に新発売される新型パッソ(PASSO)の燃費性能は、このようになっているようです。
■新型パッソの燃費性能(予想)
2WD:28.0km/L
4WD:24.4km/L
今度新発売される新型パッソ(PASSO)は、2WD/4WDともに燃費性能がアップ。
2WD車の現行モデルの燃費は、27.6km/Lなので大幅にアップした印象はありませんが、燃費性能が大幅に良くなったのは4WD車。
現行モデルの4WD車は21.0km/Lなので、3.4km/Lもアップしたことに・・・。
この新型パッソ(PASSO)の4WD車の燃費アップはスゴイですよね。
また今度新発売される新型パッソ(PASSO)は、普通乗用車のガソリン車の中でトップクラス。
ちなみに、このクルマの競合車の燃費はこのようになっています。
■新型パッソ競合車の燃費
スズキ 新型イグニス (ハイブリッドMZ)
燃費:28.0km/L
日産 マーチ (Sプラムインテリア)
燃費:21.4 km/L
トヨタ ヴィッツ(1.3F)
燃費:25.0km/L
マイルドハイブリッドを搭載しているスズキの小型SUV新型イグニスの燃費と同等の数値になっていますが、ガソリン車の日産マーチや同じトヨタから発売されているヴィッツよりは良い数値に・・・。
このクルマ燃費性能はこのクルマの魅力の一つなのかなと思いました。
新型パッソ燃費向上のヒミツ
今回2WD車・4WD車ともに燃費性能が向上していますが、この燃費を良くするために様々な
工夫が新型パッソ(PASSO)にされているみたいです。
そんな新型パッソ(PASSO)の工夫を紹介したいと思います。
工夫1:樹脂パネルを採用
今回新発売される新型パッソ(PASSO)は、車体重量を抑えるためにボディのフロントフェンダー部分とラゲッジゲート部分に軽量化された樹脂パネルを搭載。
このボディに樹脂パネルを採用するのは、ダイハツのタントやムーブに使用されている技術。ここらへんも今回新発売される新型パッソ(PASSO)はダイハツが開発を請け負っている影響なのかもしれませんね。
ちなみにこのように樹脂パネルを使用している影響もあり、今回新発売される新型パッソ(PASSO)の車体重量は現行モデルと同じ910kgを維持しているそうですよ。
この軽量化されたボディは燃費だけでは無く、乗り心地や走破性にも影響するかもしれませんね。
工夫2:ガソリンタンクの縮小化
また燃費を改善するために施されてた新型パッソ(PASSO)の工夫の一つが、燃料タンクを小さくすること。
現行モデルのガソリンタンク容量は40リットルなのに対し、今度発売される新型パッソ(PASSO)は36リットルと4リットル分縮小。
燃費性能のことを考えるとガソリンタンク容量を小さくすることも仕方ないかもしれませんが、ガソリンスタンドに行く手間などを考えると40.0リットルのままにしてもらいたかったなと言うのが個人的な正直な感想です。
2016年4月にフルモデルチェンジをして新発売される新型パッソ(PASSO)の燃費は、このようになっていました。ガソリン車としては十分な燃費性能ですよね。
価格も抑えられているようですし、今度新発売される新型パッソ(PASSO)はコスパの良いクルマになっていそうですね。