3代目となる新型パッソ(PASSO)がフルモデルチェンジをして新発売されましんたね。
今回新発売されたパッソ(PASSO)は室内の広さなどとても魅力的なクルマになっていると感じたのですが、実際に運転をしていて気になったのは荷室・ラゲッジスペースのサイズ。
この新しく発売されたこのクルマの荷室・ラゲッジスペースで気になった事を紹介したいと思います。
新型パッソのラゲッジの欠点1:荷室の奥行き
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジは、このようなデザインになっています。
実際の荷室・ラゲッジの床面はこのようになっています。
一見すると、かなり広くて良いですよね。
私もこの新型パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジスペースの床面の広さは良いと思うのですが、実際に見て気になったのは、上部の空間の広さ。
今回新発売されたこのクルマの後部座席はリクライニング機能が装備されていないかわりにもとから若干背もたれに角度が付いたデザインになっています。
そのため荷室フロアの広さに比べて上段の方が狭いデザインに・・・。
このように少し荷室・ラゲッジスペースを斜めから見ると、実際にフロア部分よりも上部の方が狭くなっているのがわかりますよね。
実際に荷室フロア部分とちょうど背もたれの上段部分の荷室・ラゲッジの奥行きの違いを確認したところ、約150mmも違うようです。
この150mmの違いというのは、大きいですよね。
なので、背の高い荷物を新型パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジスペースに積もうとしても、このクルマの後部座席の背もたれにぶつかってしまい積めない可能性も・・・。
後部座席の居住性や快適性を優先したためだと思いますが、新型パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジスペースの上部の広さが狭くなっているのは、少し気になりました。
新型パッソのラゲッジの欠点2:荷室の段差
また、新型パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジを見て欠点と感じたのが、後部座席を格納した時。
今回新発売された新型パッソ(PASSO)は先代モデルと同様に後部座席を格納する事が可能です。しかし今回されたこのクルマの後部座席を格納すると、このように大きな段差が背もたれ部分で生まれてしまいます。
ちょっとこの荷室・ラゲッジスペースの段差は大きいですよね。
正確な数値を測る事はできなかったのですが、約10cmくらいの段差があったように感じました。
なので、せっかく後部座席を格納しても、荷室・ラゲッジスペースが上下2段に分かれている感じがして、使い勝手があまり良くないような印象が・・・。
ちなみに、こちらは先代モデルのパッソの荷室・ラゲッジスペース。
先代モデルは新しく発売された新型パッソ(PASSO)よりも段差が小さいですよね。
後部座席を格納した時の荷室・ラゲッジの使い勝手は、一目瞭然ですよね。
今回発売されたモデルと先代モデルではプラットフォームが全く異なるようですが、新型モデルでも先代モデルくらい段差が無い荷室フロアにして貰いたかったです。
この段差ができる荷室・ラゲッジも欠点の一つなのかなと思いました。
今回新発売された新型パッソ(PASSO)の荷室・ラゲッジはこのようなデザインになっていました。新しくなったこのクルマの荷室・ラゲッジを実際に見て、若干使い勝手に不安を感じました。
新型パッソ(PASSO)の後部座席の居住性や快適性がアップしたのは好印象でしたが、個人的にはもう少し荷室・ラゲッジの使い勝手にも気を配ってもらいたかったなと感じました。