スズキから小型クロスオーバー車の新型イグニス(IGNIS)が新発売されますね。
今回新発売される新型イグニス(IGNIS)の燃費は、最下位グレードのハイブリッドMGグレードで28.8km/L。そして、ハイブリッドMXとハイブリッドMZグレードで28.0km/Lとかなり良い燃費になっています。
今回この新型イグニス(IGNIS)で高燃費を達成した要因の一つが、このクルマに搭載しているハイブリッドシステム。
そんな新型イグニス(IGNIS)のハイブリッドシステムですが、トヨタから発売されているアクアやプリウス、ホンダのフィット3のようにモーターのみで発進することが可能なのかディーラーさんに確認をしてきました。
新型イグニス モーター発進できる?
ディーラーさんに確認したところ、今回新発売された新型イグニス(IGNIS)では、
マイルドハイブリッドシステムが搭載されているためモーターのみの発進を行うことができないようです。
新型イグニス(IGNIS)に搭載されているマイルドハイブリッドとは、発進時や加速時にこのクルマに搭載されているモーターがエンジンをサポートするシステムの事。
つまり、今回このクルマに搭載されているモーターはあくまで補助機能。
なのでモーターのみで発進する事はできないようですよ。
また、トヨタのアクア(AQUA)や先ほどフルモデルチェンジをして新発売された新型プリウス(Prius)のようにモーターのみで走行するEV走行モードなども装備されていません。
なので、静寂性もハイブリッド車というよりもガソリン車とほぼ同レベルになっているので、ご注意を・・・。
モーターはどのくらいエンジンをサポートするの?
先ほど新型イグニス(IGNIS)ではモーターのみの発進が出来無い事をお伝えしましたが、このクルマに搭載されたモーターはどのくらいアシストしてくれるのか少し気になりますよね。
どうやら今回新発売される新型イグニス(IGNIS)では、加速時に最長30秒間モーターがエンジンをアシストしてくれるそうです。ちなみに、こちらのモーターのサポート時間は同じスズキから発売されているハスラー(Hustler)とまったく同じ数値。
また、モーターアシストの対応速度域も約100 km/hまでになっているそうです。
時速100km/hまでスピードをだす機会は多くないですし、ここまで対応してくれれば
十分ですよね。
個人的には新型イグニス(IGNIS)に搭載されているモーターのサポートは十分だと思いました。
このように新型イグニス(IGNIS)はハイブリッドと名前がついていますが、モーターがエンジンをサポートするのみのマイルドハイブリッドなので、モーターのみの発進や走行することはできません。
しかし、このようなマイルドハイブリッドは価格がお手ごろというメリットも・・・。
他のハイブリッド車のようなモーター走行や発進ができないのを残念に思うお客さんが多いようですが、この価格と燃費のことを考えたらコストパフォーマンス(コスパ)はとても良いかもしれませんね。