トヨタの高級ミニバン新型エスティマ(ESTIMA)がビッグマイナーチェンジをして、新発売されましたね。
今回新発売されたこのクルマは、先代モデルと同様にガソリン車とハイブリッド車を用意。私はこの2つのモデルを同じ日に続けて試乗をさせてもらったのですが、ガソリン車とハイブリッド車で乗り心地が全く違うことにビックリ･･･。
試乗をしていて気になったのは、新型エスティマ(ESTIMA)のハイブリッド車の方。
このビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エスティマ(ESTIMA)のハイブリッド車はどのような乗り心地だったのか？試乗の感想･インプレッションを紹介したいと思います。
エスティマの試乗インプレ：乗り心地はどうだった？
今回私が試乗をさせてもらったのは新型エスティマ(ESTIMA)のハイブリッド車”アエラス プレミアム(AERAS PREMIUM)”の8人モデル。実際に試乗をしたのは、このクルマ。
そんな新型エスティマ(ESTIMA)を約15分程度試乗をさせてもらったのですが、予想以上に柔らかめの乗り心地。
路面の凹凸感を感じる硬めの乗り心地だったガソリン車とは全く異なり、良くも悪くもトヨタのクルマぽいふにゃふにゃ(悪く言えばぶにょぶにょ)とした乗り心地になっていました。
私の妻など柔らかめの乗り心地が好きな人にはピッタリのクルマなのかもしれませんが、クルマ好きな人や硬めの乗り心地の人が運転をしたら少々物足りなさを感じる乗り心地なのかなと試乗をしていて感じました。
特に乗り心地の柔らかさを感じたシーンは？
今回ビッグマイナーチェンジをした新型エスティマ(ESTIMA)を試乗していて乗り心地の柔らかさを感じたのは、デコボコとした道路を運転した時。
今回ビッグマイナーチェンジをした新型エスティマ(ESTIMA)は柔らかめの乗り心地をしていたので、ガツンとダイレクトに突き上げ感や衝撃を感じることはなく、サスペンションとタイヤがしっかりと道路のデコボコの衝撃をしっかりと吸収している感じはありました。
このガソリン車よりもマイルドになった乗り心地は個人的には、とても良いと思いました。ただ、その一方、デコボコ道を乗り越えたときの上下の揺れ(ピッチングの収まり)が思ったよりも悪い･･･。
凹凸のある道路を運転した時は、常にグワングワンとクルマが上下に揺れているような感覚に陥りました。また、この新型エスティマ(ESTIMA)のハイブリッド車は常にふわふわとした乗り心地になっているので、乗り物に弱い子供は、クルマ酔いをしやすいのかなと思いました。
もしミニバンの中でも比較的乗り心地が硬いと言われている日産のエルグランドやセレナなどからこの新型エスティマ(ESTIMA)に乗り換えたら、このクルマのふわふわとした乗り心地は気になるのかなと思いました。
今回ビッグマイナーチェンジをした新型エスティマ(ESTIMA)ですが、実際に試乗してみると思ったよりも柔らかめの乗り心地になっていました。また、このハイブリッド車の乗り心地はよくも悪くもトヨタっぽいなと感じました。
もしトヨタの比較的柔らかい乗り心地が好みの人は、このハイブリッド車はピッタリかもしれません。ただ、他のメーカーから乗り換えると、最初違和感を感じるかもしれないなと感じました。
今回ビッグマイナーチェンジをしたハイブリッドの試乗車が少ないようですが、ガソリン車と全く乗り心地は異なるので、購入を検討している方は試乗する事をおすすめします。
